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グリーンブック [映画]

 グリーンブックは、人種差別を考えさせられる映画ですが、もう一つは、それを超えた友情ですね。
 1960年代のアメリカ。かなりの良き教会、クリスチャン、キリスト教の文化が、ある時代でもあるはずですが、この人種差別に関しては、たくさんの問題が残っている時でもありました。映画の中で、確かにクリスマスの場面なんかも出てきます。2020年の今が、キリスト教の良いものが残ってないわけではありませんが、確かに、その頃のアメリカと今ではかなりの違いがあるんですね。
 ほら例えば、大草原の小さな家なんて、1870年代、1880年代の西部開拓時代のお話でしょ。あれなんか、あったかーい、あったかーいクリスチャンファミリーと、その教会のある町、いや、村かな、
そのお話で、いいクリスチャン文化や、素敵さが、前面に出てるじゃないですか。
 あそこまでではありませんが、1960年代は60年前ですから、まだまだ退廃的になっていない教会の感じがあった時代なんです。ところが、人種差別に関しては、時代を遡るほど良くないものがあったわけです。
 場所的には、北部よりも南部が、悪かったわけで、主人公の二人(と言ったらいいでしょうか、)
が、その南部に出かけていくという舞台設定。実話で、本当にあったことですね。
 とっても何が良かったのかというと、天才的な黒人ジャズピアニストと、白人イタリア系のガサツな運転手が、最初は、ぶつかり合うのに、徐々にお互いを認め合って友情を深めていく。それですね。黒人ピアニストの素晴らしい演奏を、心から感動していくトニー。シャリーが、自分の心を開いて自分の寂しさ孤独感、弱さを、トニーに訴えていく場面や。そういうかけ離れている二人が、徐々に近づいていくのを見ていくとき、私たちは、人種差別とは真逆の暖かさ、素晴らしさを、何か感じていくんですね。
 聖書の中にある、忍耐や、寛容、愛、それが、二人の友情の中に描かれています。
 でも別に、二人はクリスチャンではないようです。

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