やはり、ヒットラーと戦った国々、その重要な国の国王という意味では、第二次世界大戦の重要な人物の一人であったと言えるでしょう。その実話ですから、とても興味深いです。
 ライオネルという人物が、とても変わった人物ではあるのですが、国王を励ましつつ吃音を克服していくために、用いられていきます。資格を持った医師でないにもかかわらず、しかし、療法において癒しの実質が現れる、的確な方法を用いて、国王が、滑らかに喋ることを可能にしていきます。特に、映画のクライマックスで、国民に向かってのスピーチするところは、いきなり訪れた大仕事で、どうなることかと思わされるところです。まだ十分レッスンする時間もなかったところで、話さなければならない状況に追いつめられていきます。
 しかし、そのスピーチは成功していきます。そこにも、特別な神の手、神の助けがあったのではと、思わされるようなストーリーです。
 ぜひ、お勧めする映画です。